Saturday, August 20, 2011

アスパラガスと朝顔

やっと、子供の頃の夢が叶いました。それは、自分でアスパラガスを育てることです。

子供の頃、お花が大好きな母がアスパラガスを育てていたので、私は大人になってもまだそのきれいなアスパラガスの思い出は頭に残っています。日本に行くと、八百屋でアスパラガスの茎が売っています。インドネシアで生まれてから日本へ行くまでは(私が覚え限り)、アスパラガスの茎を食べたことがありませんでした。母が育てるアスパラガスは、日本の八百屋で売っているものと比べると細いです。母のアスパラガスの茎の直径は1-2ミリだけで、日本の八百屋で売っているものは5-8ミリぐらいです。

日本人のお友達に、アスパラガスのことについてきいたことがあります。観葉植物としてのアスパラガスのことはほとんど知らりませんでした。アスパラガスとは野菜としてしか知られていないのです。日本では沢山花や観葉植物を育てて、アスパラガスがどれほどきれいなのか、本当に日本人のお友達に紹介したかったです。

インドネシアに帰ってからもその夢を持ち続け、アスパラガスを探しにお花屋さんに行ったりしました。10店くらいのお花屋さんを訪ねてみたのですが、アスパラガスは中々見つかりませんでした。見つからないだけでなく、「アスパラガスってどんな植物ですか」と名前でさえ知らないお花屋さんもいました。

あれ?同じインドネシア人なのに、どうして知らないの?インドネシアはとっても広いから、私のふるさとと彼らのふるさとが違うから、分からないのかしら。

「アスパラガスって、CEMARA(エレガンテシマ)みたいですが、葉っぱがもっと薄くて、色が濃い緑です。成長したら、這い広がって行く植物です」と私が説明しましたが、彼らはぼーっとしていました。

「アスパラガスの葉っぱは、結婚式でランの花とよく合わせて花婿の服に貼って飾りますよ《ブートニア》」と私がさらに説明してみますが、彼らはそのまま、ぼーっとしていました。「まあいいか、しかたがないわ。」と私はつぶやきました。

+「ジャカルタで探すことは 無理かもしれませんよ、奥様」と植物に関心を持つドライバーが言いました。
-「まだジャカルタの一部にしかいっていないよ」と私が賛成しませんでした。
+「でも、もう長い間ジャカルタに見ていないです。特別にお花屋さんに注文したほうが良いと思います。」
-「注文するにはまだ早すぎるよ。ジャカルタは広いからまだあきらめません。」

今度はDEPOK (デポック)地域に行きました。距離的には、デポックとジャカルタは、横浜と東京と同じぐらいです。Juanda通りには、通りの両側には沢山のお花屋さんが並んでいます。

その地域に到着すると、早速花屋さんにアスパラガスのことを聞きました。最初の3店は、「ない」という答えでした。諦めようかと思いながらも、四番目のお花屋さんに聞くと、「ありますよ!」と言われ、私は大喜びしました。アスパラガスは3本もありました。一本は1万5千ルピアでかなり安く、思い切って3本とも買いました。「このアスパラガスは、今頃、珍しい観葉植物だよ」とお花屋さんの人に言われました。

そして、車が走りかけると、私の目に魔法がかけられたように、あさがおの花を発見しました。「え?今のは朝顔?」と自分の目を疑ってしまいいました。そうですね、日本では朝顔は夏の花です。一年中温かいこの国では元気に咲いています。

朝顔も買いました。部屋のベランダにアスパラガスと一緒に置きました。ベランダには造花ではなく生きている植物を置きたいと思っています。深緑のアスパラガス葉っぱと青い朝顔の花、きれいでしょう?

朝顔を持って帰ると、日本で成長した長女は、一年生の時に朝顔を種から育てた経験があるので、「ママ、ここにはむいてない感じがしませんか」と言われびっくりしました
そうかな?日本では四季があるので、朝顔のような植物の命は短いです。こちらは、ずっと温かいので、一年中元気に生きているのは可能なはずですよ。育ててみましょう。

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上から二番目の写真はこちらからです。

Tuesday, August 16, 2011

どうして平気なの。

今年から、長女が中学校一年生になりました。学校はオーストラリア学校の分校で全寮制学校ですが、寮に入らずに通学をすることも可能です長女は寮生活を経験したいので、月曜の朝学校へ行って、金曜の夕方に帰ります。 

学校では、エレクトロニックス製品、例えば携帯、カメラ、ノートパソコンなどの持ち込みを禁止しています。その代わりに、もちろん学校には、電話・パソコン・テレビがあります。学校を決める前に、見学をしました。私は、テレビは子供に悪い影響を与えると信じていますので、学校のテレビのことが気になりました。校長に聞いてみると「心配しないで。テレビを観る時間は制限されて、観る時も見守る先生もいるから」と言われて、安心しました。

もう一ヶ月が過ぎました。金曜日の夕方、お迎えする時に、長女と長男(今年同じ学校に転入しました)は五日間の学校での出来事について、沢山話をしています。

その中の一つはテレビを観ることです。「時々テレビを観る時に見守る先生がいないことがあるよ」と長女が言いました。

「私の友達のあるひとがね、信じられないことをやったの」
長女は、お友達の悪いことについて話すとき、お友達の名前を秘密にして、あるひとがという表現を使います。悪口を言ってはいけないと信じています。

「お友達はどうしたの」と私が聞きました。

「あのね、私達何人かでテレビを観ていたら、急に、テレビの映画で、男性と女性がキスするの。で、私と何人かのお友達と、「番組を変えて!変えて!」と叫びました。

でも、その信じられないお友達は、
「何で?キスぐらいなら、平気でしょう!!」と文句を言いました。
「本当にびっくりしましたよ、ママ。何で私の友達は、同じジルバブを被っているのに、キスシーンを観ても平気なのでしょう。よく分からないわ。だって、私とほとんどの女性のお友達は手が男の友達に少しでも触られたら、すごく嫌がります。何で彼女はキスのことを気にしてないの?」と長女が訴えました。

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2011年8月17日

始まる


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